前の記事ではコーヒーダイエットについて紹介しました。
カフェインにダイエット効果があるという話でしたが、そうなる注目されているカフェインレスコーヒーではダメってことになりますよね?
女性の場合は授乳中などカフェインを摂取しない方が良い期間があります。
カフェインレスコーヒーでダイエットをしようと考えていた人はガッカリしたかもしれません。
実はコーヒーダイエットはカフェインだけが影響しているわけではなさそうです。
別の成分もダイエット効果を発揮していました。
[adrotate banner=”3″]
カフェインレスコーヒーでもダイエット効果
まず
カフェインレスコーヒーにダイエット効果があるのか
について。
これは最初にも触れたようにあると言えそうです。
全日本コーヒー協会のサイトを見ると次のようにありました。
京都大学大学院人間・環境学研究科の森谷敏夫教授らの研究より
(中略)
同時に脂肪の代謝を示す呼吸商という値についても調べられ、カフェイン入り、カフェインレスとも、顕著に脂肪代謝を高めることが認められました。
出典:Q.13 コーヒーはダイエットに効果的? | 全日本コーヒー協会
カフェイン入りとカフェインレスともに脂肪代謝を高める結果が得られたそうです。
脂肪代謝が高まるということはダイエットにも良いことになります。
代謝については上記の記事を参考に。
[adrotate banner=”4″]
カフェインレスコーヒーはなぜダイエット効果を生んだのか?
コーヒーがダイエットに良いと言われる理由はカフェイン。
そのカフェインを含まないカフェインレスコーヒーで、
なぜダイエット効果を生んだのでしょうか?
さらに調べてみると
コーヒークロロゲン酸
という物質が関係していることが分かりました。
花王のヘルシアコーヒーってありますよね。
ヘルシアコーヒーは脂肪燃焼させるコーヒーとして売り出されて人気です。
そのヘルシアコーヒーの特徴はコーヒークロロゲン酸。
コーヒークロロゲン酸は脂肪分解を助けるとしています。
また、当サイトでは良く参考にしているわかさの秘密でもクロロゲン酸の紹介がありました。
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、主にコーヒー豆やじゃがいも等に含まれています。抗酸化作用のほか、脂肪の蓄積を抑える効果などが知られており、糖尿病や肥満の予防のためのサプリメントなどに利用されています。
出典:クロロゲン酸 | 成分情報 | わかさの秘密
肥満予防のサプリメントに含まれていることからダイエット効果の成分であることがわかります。
カフェインレスコーヒーのクロロゲン酸がダイエット効果を生んだと言えるかもしれません。
[adrotate banner=”5″]
カフェインレスコーヒーは浅煎りで
クロロゲン酸には弱点があります。
わかさの秘密の説明を見ると抗酸化作用がありますね。
アンチエイジングの世界では抗酸化作用は有名な言葉です。
老化を進めるのは活性化酸素が原因なので、抗酸化物質が化粧品に配合されていることが多くあります。
活性酸素は健康的な細胞を酸化させ老化を加速させます。
抗酸化物質は活性酸素の酸化を身代わりになって無力化し、健康な細胞を酸化から守っているのです。
つまり酸化しやすい物質になります。
さて、コーヒーはどのように作られるかというとコーヒー豆を焙煎して作られますね。
焙煎はまさに酸化反応そのものです。
焙煎することで他の物質に変化しやすいのです。
焙煎度が深いほどクロロゲン酸が減っていますね。
カフェインレスコーヒーでダイエット効果を求めるなら浅煎りです。
大手メーカーのカフェインレス浅煎りはないと思います。
楽天にあるデカフェコーヒーでは浅煎りのカフェインレスがありました。
値段は高めですが、興味があればご確認ください。
デカフェ・スペシャル(200g)
|
カフェインレスでもダイエット効果あり
今回はカフェインレスコーヒーがダイエット効果があるかどうかを見てきました。
カフェインの他にコーヒークロロゲン酸にもダイエット効果がありそうです。
花王のヘルシアコーヒーはコーヒークロロゲン酸が通常より多いことが特徴となっています。
しかし、抗酸化物質のため焙煎すると他の成分に変化してしまいます。
ダイエット目的なら浅煎りを選ぶと良いでしょう。
カフェインレスコーヒーはダイエット効果はあると言えますが、
カフェイン入りと比べると弱い感じがします。
ヘルシアコーヒーはカフェインを含んでいますから、コーヒークロロゲン酸とダブルで脂肪燃焼なのでしょう。
できなくはないけど過度な期待は禁物というところでしょうか。
[adrotate banner=”6″]