下腹部の内臓脂肪より深刻な脂肪肝はファスティングが有効

内臓脂肪の基礎知識

フォアグラ(ガチョウやアヒルの肝臓)って食べたことがありますか?
トリュフ・キャビアと並んで世界三大珍味のひとつになっています。

 

珍味なので滅多に口にすることはないでしょう
私は一度しか食べたことがありません。
これがフォアグラかと思いましたね。

 

メタボリックシンドロームが注目されるようになって脂肪肝という名前を耳にする機会が増えました。
私も健康診断で言われたことがあります…

 

飽食の時代、実は

人間の肝臓もフォアグラ化しているのです!

脂肪肝というと特別な治療が必要の用にも思えますが、対策方法は内臓脂肪ダイエットと同じ。
健康のためにも内臓脂肪ダイエットをしっかり取り組みましょう。

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脂肪肝とは?

まず脂肪肝とはどんなものなのか?
「肝」という名前が付いているので肝臓に関係するモノというのは想像できるかと思います。

 

最初にも触れた世界三大珍味のフォアグラ。
これはガチョウやアヒルを大量のエサを与え太らせて肝臓を肥大化させた食べ物です。

 

太らせると肝臓にも脂肪が付着してあのなんとも言えない味になるわけですね。
肝臓というとレバーを想像するかもしれませんが完全に別物といえます。
どちらかというとあん肝に近いクリーミーさです。

話が少しそれましたが、人間の肝臓も同様にフォアグラになります。
しかも、これが生活習慣病に直結しているのです。

 

内臓脂肪というと私もそうですが下腹が気になりますよね。
しかし、上腹部の肝臓から付着していくのです!

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下腹部の内臓脂肪よりも深刻な脂肪肝

フォアグラという料理があるように脂肪肝というもの自体は医学の世界では古くから知られているものでしたが、

脂肪が付着している程度の認識で問題視されていませんでした。

しかし、現在は状況が一変して生活習慣病の根源と言われています。

従来、脂肪肝は肝臓に中性脂肪が蓄積するだけで心配のない病気と考えられていましたが、NASHへの進行のほか、狭心症や心筋梗塞など心疾患の合併率が高く、生活習慣病の温床となることがわかってきました。
出典:本当はコワイ脂肪肝 | カラダの豆事典 | サワイ健康推進課

沢井製薬のサイトではこのように紹介されています。
生活習慣病は脂肪肝からはじまるのです。

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下腹ぽっこりはすでに脂肪肝かも

内臓脂肪ダイエットをしたい人は下腹のぽっこりが気になっている人がほとんどかと思います。
私も下腹が苦しい状態です…

この状態は

すでに脂肪肝となっているかもしれません!

これまで内臓脂肪は皮下脂肪より付着しやすいという話をしてきました。
脂肪燃焼は運動すると起こると思われがちですが、最大のエネルギー消費場所は内臓(基礎代謝)です。

 

脂肪は消費場所に近い方から使われていきます。
逆に言うと消費場所に近い方から増えていくのです。

男性は内臓脂肪が付きやすいのですが、その場所は内臓というより腸間膜の内側になります。
腸間膜は内臓間血管の集まりのようなものなので脂肪が付きやすいです。
そして下腹がぽっこりするのも腸間膜内側の脂肪が増えすぎた結果と言えるでしょう。

 

しかし、

上の記事でも書きましたが内臓脂肪や皮下脂肪の正体である中性脂肪は肝臓で作られます。
そのため

真っ先に増えるのが肝臓の脂肪なのです!

精密な検査を受けないと詳細は分かりません。
しかし、順番からすると肝臓が許容量を超えたので下腹に付着がはじまったと考えるのが自然でしょう。
フォアグラができることからも間違いないです。

肝臓にはブドウ糖貯蔵庫としての働きがある

なぜ、肝臓で中性脂肪が作られるのか?
これについては詳しく調べないとわかりません。
だいたいこんな感じという話をしていきます。

肝臓といえばアルコール分解が有名です。
その他に医薬品の分解もしています。
体にとってはアルコールも医薬品も毒と扱われるため肝臓によって解毒されるわけですね。

その他にも血中ブドウ糖の調整や蓄積もしています。

 

肝臓には貯蔵庫があり余分なブドウ糖は肝臓でグリコーゲンに変換されて貯蔵されます。
有酸素運動などでブドウ糖が消費されれば最初に肝臓のグリコーゲンがブドウ糖に戻されて血液中へ放出されるわけです。

 

中性脂肪は内臓脂肪や皮下脂肪の正体になります。
なので遊離脂肪酸+グリセリンです。

 

肝臓内のグリコーゲンもグリセリンも同じ糖類なので、
肝臓内で変換が行われて食品などから摂取した脂肪酸と結合して作られると考えられます。

 

脂肪肝はファスティングが有効

では、脂肪肝に対してどんな対策をしたら良いのかという話を最後に書きたいと思います。
脂肪肝も内臓脂肪の一種です。
そしてブドウ糖の量をコントロールしている肝臓に一番近いため真っ先にエネルギー変換される脂肪でもります。

 

そのため

摂取カロリーを制限することで落ちやすいです。

肝臓の貯蔵庫は飢餓に備えるためにあります。
ファスティングダイエットが最も効果を発揮する場所と言っても良いでしょう。
2年くらい前に急性胃腸炎をやって3日くらいなにも食べませんでした。

 

そのときに2kg体重が減っています。
当時も下腹は今と同様に苦しい状態でした。
下腹の変化はほどんとなかったのですが、体重だけは落ちていたのです。

 

もちろん腸内にたまっていたものがすべて出たという影響もあるかもしれませんが、
体調が戻って普通に食べても体重は維持されていたので本当に脂肪が落ちたのでしょう。
私の体験ではファスティングは効果があると思います。

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