皮下脂肪とはどんな役割なのか?【女性ダイエット前に要確認!】

内臓脂肪の基礎知識

従来脂肪というと皮下脂肪を指すことが一般的でした。
皮下脂肪と言う言葉自体は以前からありましたが、
2005年頃から新たに内臓脂肪が言われるようになると
区別をするため皮下脂肪が頻繁に使われるようになったと思います。

 

ダイエットにおいては皮下脂肪と内臓脂肪の区別は非常に重要です。
ここでは皮下脂肪とはどんなものかを改めて確認する
機会にしていただければと思います。

 

特に女性にとっては皮下脂肪は大切な存在です。

無理に落とそうとすると体の調子を悪くするかも
しれませんのでしっかりと理解してください。

 

追記=====================

その前に中性脂肪とはどんな物かを見ておくと理解が深まりやすいかもしれません。

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皮下脂肪の役割は3つ

皮下脂肪は皮膚の下にできる脂肪のことです。
内臓脂肪は筋肉の内側にできるので、

つまめる脂肪

という見た目の区別が有名になっていますね。
皮下脂肪にはどんな役割があるのか?

  • 保温効果
  • 衝撃吸収機能
  • エネルギーの備蓄

の3つです。

保温効果

皮下脂肪の代表的な役割が保温効果です。
女性は男性に比べて筋肉がすくないのは周知の事実かと思います。

 

人間は恒温動物で体温が一定ですが、
これは内臓の筋肉などが働くことで熱を作って
血液を温めるためできることなんです。

 

筋肉は男性ホルモンのテストステロンが大きく関係しており、
女性は男性ホルモンが少ないので筋肉が付きにくい体質となっています。
男性は筋肉が付きやすいので体を動かせば自然と熱ができて体を温めます。

 

しかし、女性は筋肉が少ないためそれができません。
そうなると

作った熱を逃がさない保温効果

が非常に重要になるわけです。
女性に皮下脂肪が付きやすいのはこのためです。

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衝撃吸収機能

衝撃吸収機能と聞くとなんのことか?と思われるかもしれませんね。
ここで言う衝撃吸収とは主に妊娠時の話です。

 

女性は男性にない妊娠・出産があります。
お腹に新たな生命を宿しているわけですから守らなくてはいけませんね。
女性は先ほども紹介したように筋肉が少ないです。
ですから

皮下脂肪を増やしてクッション

にしないと危険な状態になってしまいます。

 

さらにお腹の赤ちゃんは動き回ります。
薄い皮膚だけだったら破られるかもしれません。
そうなったら大変です。
このように胎児を守るためにも皮下脂肪は重要な働きをするのです。

エネルギーの貯蓄

皮下脂肪は上で紹介したようにどちらかというと
体を守るために付いている脂肪です。
そのため脂肪の増減は少ない脂肪になります。
皮下脂肪は落としにくいと言われているのはこのためです。

 

女性特有の皮下脂肪と言えばバスト・胸の脂肪です。
男の私がこんなこと言うのもなんですが…
ダイエットに失敗した女性の話を見るとバストが萎んでしまった
という声が多いです。

内臓脂肪・筋肉が付きにくい分は皮下脂肪で補っている

のも事実です。

ですから落とせない脂肪ではありません。
あくまで落ちにくい脂肪なのです。

流動性脂肪は落ちやすい

皮下脂肪は落ちにくいと言われていますが、
妊娠時にお腹割りに付着する脂肪は若干事情が異なるようです。

 

妊娠中にできるお腹周りの皮下脂肪は流動性脂肪
言われており他の皮下脂肪よりも水分が多く
落ちやすいと言われています。

 

産後ダイエットで急激な体重の落ちが見られたら
流動性脂肪が落ちたということになるようです。

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皮下脂肪の役割は3つ

皮下脂肪の役割は

  • 保温効果
  • 衝撃吸収機能
  • エネルギーの備蓄

の3つです。
皮下脂肪は女性ホルモンが関係の深い脂肪。
そのため女性にできやすいモノです。

女性に皮下脂肪が付きやすいには意味があります!

以上のことを踏まえましてダイエットに取り組んでみてください。

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