内臓脂肪とはどんな役割なのか?

内臓脂肪の基礎知識

内臓脂肪とはどんな役割なのか?
メタボリックシンドロームと言う言葉が世に出て
かれこれ10年近く経過しました。
その原因とされているのが内臓脂肪です。

 

脂肪というと皮膚の下にできる皮下脂肪が一般的でしたので
内臓に脂肪が付くというのはビックリですよね。
しかも内臓は見えませんので知らないうちに付着して

 

気づいたらお腹がぽっこり…

 

はい、私のことです。油断していました。
しかし、内臓に脂肪が付着するにも意味があります。
内臓脂肪を落とす前に、
まずはその役割を見ておくことにしましょう。

 

追記=====================

その前に中性脂肪とはどんな物かを見ておくと理解が深まりやすいかもしれません。

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内臓脂肪の役割は2つ

内臓脂肪の主な役割はどのようなものか?
これは大きく分けて

  1. 内臓の位置を保持
  2. エネルギーの備蓄

の2つに分類できるかと思います。

内臓の位置を保持

私たちの内臓は位置が固定されています。
運動したら心臓が位置が変わったなんてことないですよね?
位置を固定できるのは筋肉があるからです。
そして内臓筋があるから動いているのです。

これを基礎代謝と言ったりしますね。

 

ただし、お腹の中がすべて筋肉で満たされているわけではありません。
当然隙間を埋めるように脂肪も張り巡らされているのです。

 

霜降り肉のようなイメージです。
こうして隙間を埋めることで内臓の位置を固定しています。
もし脂肪がなければ内臓は筋肉の宙づり状態
になってしまいますからね。

 

内臓脂肪はメタボの原因と悪印象を持たれていますが
このように存在意義がしっかりあるのです。
これが内臓脂肪の大きな役割になります。

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エネルギーの備蓄

もうひとつの役割がエネルギーの備蓄です。

運動すると脂肪が分解されてエネルギーに…

という説明は一度は目にしたことがあるかと思います。
実際に脂肪はエネルギーの備蓄の役割もあります。

 

血液中には筋肉のエネルギーとなるブドウ糖が流れていますが、
食事をして急激にブドウ糖が血液中に増えると
血液が砂糖水みたいにドロドロ状態になって流れが悪くなります。

 

それを避けるために膵臓からインスリンが出て量をコントロールします。
そのときに取り込み先になるのが脂肪です。
逆に運動などをして血中のブドウ糖を使い切ってしまうと
備蓄したブドウ糖を分解して血液中に送り出します。

 

このときに内臓に近い位置から優先的にブドウ糖に変えられますので、
内臓付近というのは備蓄場所としては最適なのです。
なので内臓脂肪が付きやすいのは仕方がありません。

女性の胸痩せも内臓に近いため

女性がダイエットをすると

バストが縮んでしまった…

なんて悲痛な声が見られますが、これも内臓から一番近い脂肪だからです。

皮下脂肪のところでも触れていますが、
女性は内臓脂肪が付きにくいので胸の脂肪がエネルギーにされてしまいます。

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内臓脂肪の役割は2つ

内臓脂肪の役割は

  1. 内臓の位置を保持
  2. エネルギーの備蓄

の2つです。
内臓脂肪にはしっかりと役割があります。
ですから内臓脂肪をゼロにすれば良いというものでもありません。

 

しかし、脂肪蓄積の優先順位は最高です。

 

油断するとものの数ヶ月でぽっこりお腹になりますのでぜひ注意してください。
当サイトを見ている人は手遅れの人が多いと思いますが…
数ヶ月で付着するということは数ヶ月で落とすこともできると考えて良いです。

 

頑張りましょう!

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