前回までの話でカプサイシンは摂取するだけでは効果が期待できないことがわかりました。
辛いモノを食べると発汗作用などがあって、脂肪を燃焼している感じはあります。
しかし、
単純にカプサイシンの舌への刺激による発汗(味覚性発汗)
であり脂肪燃焼効果は期待できません。
カプサイシンは血液中に取り込まれてからが勝負です。
では、どのようにカプサイシンを摂取するのが理想なのでしょうか?
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カプサイシンが血液中に取り込まれるまでの時間
カプサイシンの本当の意味でのダイエット効果を発揮させるには血液中に十分溶け込ませなくてはいけません。
そして血液によって全身へと送り届けることが必須です。
果たしてこれが完了するまでの時間はどれくらいか?
これについては
正式な情報はありませんでした
そのため個人サイトを見た限りの話ですが、食後2時間あたりのようです。
食事をしてから消化・吸収が終わるのが2時間後。
おそらく食後2時間は消化・吸収が終わったタイミングということでしょう。
食後すぐに運動をすると内臓に負担をかけます。
消化・吸収を終えて一息ついているころが良いでしょう。
ただし、カプサイシンのサプリメントの場合は運動直前が良いかもしれません。
胃腸が空なら吸収も早くなります。
あくまで食事でカプサイシンを摂取した場合は2時間後。
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有酸素運動の脂肪燃焼が早くなる
カプサイシンダイエットは有酸素運動(活動代謝)ありきです。
有酸素運動は20分以上続けないといけないと言われますね。
その理由は血液中のブドウ糖がなくなるのが20分あたりだからです。
ブドウ糖がなくなると貯蓄分である内臓脂肪から切り取られていきます。
体中にカプサイシンが行き渡った状態で有酸素運動をするとどうなるか?
脂肪燃焼が早くなるのです!
●肥満を予防する効果
人間の体では、運動すると最初に糖分がエネルギーとして使われ、その次に、脂肪がエネルギー源として使われます。
体脂肪を減らそうとしても、糖分だけが燃焼され、脂肪が燃焼されるまでにいたらない場合が多いといわれています。
しかし、アドレナリンが分泌されると、脂肪分解酵素リパーゼが活性化されます。その結果、早い段階から脂肪が燃焼され、体脂肪が溜まりにくくなります。
出典:カプサイシン | 成分情報 | わかさの秘密
脂肪分解酵素リパーゼが活性化する作用もあります。
ブドウ糖を使い切ったあとに働き出すのが脂肪分解酵素リパーゼなのです。
脂肪分解酵素リパーゼは脂肪を
- グリセリン
- 遊離脂肪酸
へ分解して血液中の放出する働きをします。
しかし、カプサイシンを摂取するとアドレナリンの分泌が早まり運動開始直後から働き出すと言われているのです。
つまり有酸素運動を20分以上しなくても良いことになります。
通勤通学など1日に必ず運動する機会はあるでしょう。
それだけの運動でも脂肪燃焼効率を高めることができるのです。
運動しないと無意味になるカプサイシン
では、まったく運動をしなかったらどうなるか?
カプサイシンは脂肪燃焼すると言いますが、
グリセリンと遊離脂肪酸に分解しているに過ぎません!
分解して血液中に放出されるだけなので、消費されなければ元に戻ります。
要するに脂肪に戻るということですね。
ですから、食後2時間したら体を動かす仕事をしましょう。
私は食後2時間したらランニングに出かけるようにしています。
会社勤めをしていると難しいところはあるかもしれませんが、15時頃になったら息抜きついでに外に出てみるなどした方が良いです。
エレベーターを使わず階段を使うなど工夫すれば運動する機会は増えます。
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カプサイシン摂取は有酸素運動(活動代謝)を意識して
カプサイシンは体が熱くなるので脂肪燃焼効果があると見てしまいがちです。
舌への刺激によって味覚性発汗が起こって心拍数が上がり基礎代謝は一時的には増えると思います。
しかし、一時的な話でダイエット効果は見込めません。
カプサイシンのダイエット効果は有酸素運動(活動代謝)にあります。
食後2時間を目安に適度な運動を取り入れましょう。
20分以内の運動でも脂肪の分解がスタートしますので燃焼効率が良いです。
この点を意識してカプサイシンを有効に活用して内臓脂肪ダイエットに取り組んでみてください。
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